トッポンチーノ
出産に向けて何か作ろうと思ってた。
本屋さんでベビ向け編み物の本をとってみる。
パラパラめくって
挫折。
難しそうだし
完成前に途中で挫折するのがもう見えた。。。
ママ向けアプリで
トッポンチーノの特集があって
なんでも
イタリア人教育者モンテッソーリによる
教育法に基づくミニ布団。
ママの匂いをつけておいて安心させるとか
抱っこしたまま寝かせられて
そのまま寝かせても
背中スイッチが反応しにくいとか
良いことがいっぱいだったので
手づくりしてみた。
型紙は先輩ママ達のHPからダウンロード。
生地を買いに行って
真綿がなかなか見つからずこれはAmazonで。
型紙をもとに
手縫いでちくちく。
ミシン出して準備して…の一連の作業に
自信がなく
て言っても手縫いに
自信があるわけではないけど
愛情込めてヒトハリヒトハリ。
真綿は初めておめにかかりました。
扱い方が分からず
ばばちゃんにヘルプ。
そぅ、母親の呼び方が
ばばちゃんになった今日この頃。
最近は本人が自分のことを
ばあやと呼んでるから
世代交代になったのだと思う。
生地を縫うこと自体は1日で仕上がったけど
なんだかんだ妊婦生活は
あーでもないこーでもないと時間を使って
Amazon発注したり
生地を買い足しに行ったり
2週間くらいかけて完成！！
口を閉じて
とめ縫いして
カバーも完成！
汚れるかなって二枚つくった！
あとはレースだけってとこで
レースはばばちゃんがつけたいと言うので
それを待ってる間に
数日後破水して
翌日出産でした。
退院後に使うつもりだったけど
入院中の夜中の授乳後
思いのほか背中スイッチ発動にとまどい
トッポンチーノ持ってきてもらうことに。
レースいらないよって言ったけど
ばばちゃん夜なべしてつけてくれた。
それから毎日トッポン
※うちではトッポンと呼んでる
大活躍です。
抱く時は腕が短いからか
意外と持ちにくいので使ってないけど
毎日寝るときは必ず敷いてる。
布団on布団。
おしっこ失敗しても
トッポンだけ洗って干せば
すぐ乾く〜
ありがとう
トッポン！
もうすぐうちの子は
トッポンからはみ出てしまいそうなほど
すくすく成長中。
1ヶ月
明日は1ヶ月健診。
あの日からもう1ヶ月経って
ずいぶん大きくなった。
気がつけばあっという間
振り返ると長い長い引きこもり生活
毎日毎日向き合ってなんとか１日を過ごす
振り返る間もなく迎える昼夜
未来の事を考える余裕もない
でも我が子の僅かな成長を１日、また１日
感じながら過ごせたと思う。
それで良い。
今日は久しぶりに
旦那さんとリフレッシュできた。
やっと寝てくれた昼の1時。
ガストに弁当のデリバリーを頼んで
ノンアルビールで乾杯して
ゆっくりテレビを楽しめた。
旦那さんはもちろんビール。
結局途中で起きてしまう眠り姫だったけど
昼間の宴会は殻を破って息抜きできる。
週一でもこの時間を、持てたら
げっそり育児疲れの旦那さんも
元気になってくれるかな？
この歳ではなかなか感じ得ない
初心の気持ちを抱きながら
今日も
夜中のギャン泣きぐすぐずが
起こりませんようにと祈る。
おやすみなさい。
大晦日
大晦日
紅白を一人で見る病室。
クリスマス25日昼間に破水が分かり
そのまま入院。
夜から陣痛が本格化
26日昼には産まれるねって言われてたけど
陣痛が弱く
午後から促進剤の選択肢
点滴を選んで26日夕方
元気な女の子を出産。
3560ｇのビッグガール
陣痛の間
およそ20時間
旦那さんは寝ずに腰をさすってくれてた。
母も付き添ってくれて心強かった。
家族が増える奇跡と
産まれてくる命の
よろこびと痛みをしっかり味わえた
人生の中でも尊い一日。
産まれてきてくれてありがとう。
それからあっという間に大晦日。
出産で750ccの出血そのまま安静に一晩
そこからおっぱいと色んな痛みと戦いながら
母親修行のスタート。
明日元旦退院予定。
新年
新しい家族の仲間入り
2017年は
振り返るとなかなか濃い一年。
別れがあり
命が生まれ
初めての経験
初めての想いが生まれた一年だった。
2018年
素晴らしい一年になりますように。
Xmas
12月24日クリスマスイブ
朝から嫌な夢を見て
号泣して起きた。
涙もろい。
きっと早めに産まれてくると勝手に思って
この頃には病院かなと予想していたから
やることも色々やっていて
今週は何して過ごそうかと旦那さんと
それでお腹の子のクリスマスプレゼントでも
買いにいこうかと雑貨屋さんまで足を運ぶ。
おもちゃはもらったけど
まだ自分たちでは買ってなかったから
おもちゃを選ぶ。
どれも可愛いなかで
ひときわゆるキャラのように
愛嬌だけのバナナを発見。
これしかないでしょ笑
2人で即決。
喜んで使ってくれるかなと
早く会いたくて仕方ない。
夜は家族でご飯。
母上特製のポトフは赤かぶのピンクが綺麗
手作りケーキも砂糖少なめで用意してくれた。
お腹いっぱいで幸せ。
旦那さんにプレゼント
用意してなかったのに
この数年そういうのもなかったのに
用意してくれてて
嬉し泣きの夜。
お守り
お腹の子が来てくれるまでの一年半
毎日基礎体温とにらめっこして
毎月生理が来るたびにがっかりしてきた。
あの日お酒を飲んだからいけなかったのかな
あのとき身体を冷やしてしまったかな
最近残業続きで無理していたかな
何が悪かったのかばかり考えていた。
原因が分からずモヤモヤの中にいた。
だから初めて陽性の検査薬を見たとき
涙が出るほど喜んだ。
だからこのお腹に来てくれた奇跡的な命が
本当に尊くて愛しい存在だからこそ
安定期に入るまで毎日びくびくしていた。
悪阻も含めてなにもかも初めて
何が正しいのか分からず
お腹にとってマイナスになることは
しちゃダメだと思った。
ネットの情報に振り回されて疲れた頃
ちゃんとしたプロの話を参考にしようと思い
3冊の本を買った。
産婦人科医の吉村正先生の本と
助産師の坂本フジエさんの本。
この本達を読んでモヤモヤが一気に晴れた。
あれこれ悩むことは無駄だと分かった。
妊娠・出産がいかに自然界に近いことで
人工的に支配できないことだということ
私にできることは
ゆったりと待つことだと分かった。
それまで怖いなとびくびくしていたのが
怖さも不安も心配も吹き飛んで
どっしりと構えられるようになった。
この3冊は私の妊婦生活の1番のお守り。
そして女性として妊娠を経験できたことを
心から誇りに思うようになったのも
この本達のおかげ。
39週1日
予定日まであとわずか。
早く会いたい気持ちでいっぱいの中
妊婦生活を
一日一日噛み締めて過ごす。
